*こんなに怖くてビックリした経験、初めてだ!*
昨日からの徹夜でクタクタだ。昼過ぎ車を走らせ近くのサウナに入る。
仕事柄、一週間くらい殆ど寝ずに、事務所に泊まり込み、疲れてどうしようもなくなったら机の上にダンボ-ルを置き、その上でちょつと仮眠、眼が覚めたら又仕事、なんていうことをここ1ヶ月ほど続けている。なかなか考案した新製品がうまく作動しないのだ。大須で抵抗やコンデンサ-、ロム、電子チップらを仕入れ、基盤に適当に配置し、ハンダ付けして作動チェツクしてみるのだが、一向に期待の動作が得られない。微妙にコンデンサ-や抵抗の仕様を何度も何度も変えてみる。こんなことを最近はずっと続けているのだ。こういう新製品は、アイデアが出たら、一気加勢に、寝ずに走り続けのだ。でも、さすがにこんな生活を1ヶ月もしていると、そのうち眠いのか眠くないのか分からなくなってくる。(ちなみに人間、1週間くらいは一睡もせず働けれることを自身で経験したが、その後が大変だ、眠れなくなるのだ(泣))
ということはどうでもいいのだが、そういうわけで肩もパンパン、心身共に極限。その疲れを取りたいと、久しぶりのサウナだ。
足繁く通う時は1週間に1回くらい入る。今日もサウナ室でチンチンに体を熱くし水風呂で冷やす、とかいうのを数回、汗も出ききった後にビ-ル。そしてビ-ル片手にちょつと仮眠、仮眠から覚めたら1時間位マッサ-ジ。これが俺の定石。
今日もいつもの、だだっ広い仮眠室に入る。昼間なので、殆んど誰もいない。適当に、真ん中ではなく、やや隅に場所をとる。ど真ん中はなんとなく落ち着かないのだ。さっそくウレタンマットの上に、サウナから提供のパンツと半袖のサウナ定席のウェア-、それにバスタオル。こんな格好で眠りに着く。2階はボ-リング場、ボ-ルが走るゴォ--という音をかすかに聞きながら眠りに入る。
どれほどの時間が経ったのだろうか、妙な気配を感じて目が覚める。暗闇にも目が慣れているので、充分ものの形は見える。脇に目をやると、何と、人が真横で寝ているではないか。ガラガラの仮眠室の俺の真横で。しかもスッポンポン!!!俺は驚き桃の木ではないが、びっくりして、その男の顔を見る余裕も無く仮眠室を飛び出る。
しばらく心の動揺を沈めてから、マッサ-ジ室に入る。いつものおばちゃんのマッサ-ジだ。マッサ-ジを受けながら、おばちゃんに、先程の、ことの顛末を告げると、おばちゃんは笑いながら、「最近出るのよネ!」だって。オィオィ、そんな大事な事は、ちゃんと前もって教えてくれよ!もし眠りこけてて、カマ掘られたらどうするんだよ!!!(泣)
今回も、挿絵に使ういい題材創出出来なかったな!?(泣)